2012年からスタートした海外研修「GET(ゲット)」(Global Education Tour)。
通算で20回目となる「GET2019春(タイ・バンコク)」が、2019年3月23日~30日までの8日間、19名の大学生・高校生の参加のもとで行われました。
2019.2.24 事前研修会(日本青年館)
海外研修GETは、学校も学年も違う、初めて顔を合わせる学生たちが参加し、いくつかのチームに分かれて、3つのミッションに取り組むグループワーク研修です。
修学旅行とは違い、事前研修でのお互いの自己紹介から研修は始まります。
まずは一人一人の自己紹介、そしてチーム作りからGETは始まります。
2019.3.23 出発(羽田空港)
海外が初めてという学生も半分!いよいよ出発。
2019.3.23 到着(バンコク国際空港)
現地の学生たちの大歓迎に感激しました!
2019.3.24~25 ホームステイ(バンコク市内)
ホームステイは2名1組だから、海外が初めての学生もなんだか安心そうでした。
1泊2日の現地の暮らしを体験します。
食べ物はもちろん、生活習慣、家族のきずな、日本との違いを知ることができます。
もちろん日本語はほとんど通じません。
もっと英語が喋れるようになりたい!と思うようになる学生も多いです。
言葉は話せなくても、ハートは十分伝わることを学びました。
2019.3.26 JICA事務所訪問(バンコク市内)
JICAの現地事務所や日本企業を訪問して、現地での日本の活躍を学ぶ「社会見学」。
今回は、JICAバンコク事務所へ伺い、JICAが取り組む国際協力の話を伺いました。
知らないことが多かったけど、興味がわく学生もたくさんいます。
これまでぼんやりとしていた海外と日本との関係や、国際協力への関心を高める学生もいました。
2019.3.27 小学校での授業の実施(バンコク市内)
小学校でのミッションは、学校に着くとすぐ小学生たちの大歓迎を受けて始まりました。
想像もしていなかった熱烈な歓迎に大感激しました。
小学校でのミッションでは、子どもたちと一緒になって日本の遊びや風習を伝えます。
日本語を学ぶタイの学生たちが研修をサポートしてくれ、授業も彼らが現地語で通訳してくれました。
日本を好きになってもらうよう出発前に各チームごとに知恵を出し合って、授業に臨みました。
子どもたちは初めて触れる日本の文化に大喜び!
日本のことを好きになってくれたようでした。
最初は、子供たちの元気さに圧倒されましたが、学生たちは準備してきた授業を行うことができました。
現地の子供たちはみんな喜んでくれて、学生たちは大きな自信をつかみました。
2019.3.29 世界遺産アユタヤ見学
最後の一日は、世界遺産の見学です。
やっとリラックスして一日を楽しめました。
アユタヤ遺跡ではゾウに乗る体験もしました。
ゾウの背中から見るアユタヤや、チップをゾウに直接渡したりしたことは、きっと楽しい思い出になったことでしょう。
2019.3.29 Thanks Dinner(バンコク市内)
現地ではたくさんの人たちと友達になれたようでした。
最後は、ホームステイでお世話になったホストファミリーや、研修中ずっと一緒にお手伝いをしてくれた現地の学生たちをご招待して、にぎやかにThanks Dinnerを開催しました。
パーティーの最後には、写真撮影やプレゼント交換などがありました。
別れるのが辛くて、あっちでもこっちでも、涙、涙。
本当にたくさんの友達ができました!
2019.4.14 事後研修会(日本青年館)
帰国後、大きな思い出を胸に膨らませたまま、事後研修会を行います。
この日は、協会の役員の皆さんや、学校の先生、保護者の方も参加し、現地で学んできたことを各チームで発表します。
学生たちの発表にも気合いが入ります。
大学生が多かったこの回は、プレゼンテーションもしっかりと作りこまれていて、ゲストの皆さんも現地での意識調査の結果や考察に関心を持って聞いていらっしゃいました。
2019.4.14 事後研修会(日本青年館)
そして、最後に19名全員に「修了証」が手渡され、一緒に参加した仲間とも手をつなぎあって、事前研修~現地研修~事後研修の約2か月間の研修を修了しました。