国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が行っている「さくらサイエンスプラン」。
アジアの青少年を対象に、日本の最先端科学技術を学びながら、
同時に相互の交流を深め合うことを目的に、2014年からスタートした来日研修事業です。
当協会は、昨年(2016)6月に中国からの教員代表団の研修受け入れを実施。
続いて、12月6日-12日には、ベトナムからの大学生、2017年2月26日-3月4日には
中国・江蘇省と北京の高校生の来日研修の受け入れを実施いたしました。
そして4回目の実施となる今回は、中国陝西省西安の高校生13名を受け入れました。
◆「中国・高校生来日研修」
◆2017年10月1日(日)-10月7日(土)
今回の来日研修団は、中国・陝西省西安の高校生13名(男4・女9)に、
引率役として教師が1名、あわせて14名の研修生が来日しました。
主なプログラムは、
-1.新日鐵住金㈱鹿島製鉄所見学
-2.日本科学未来館見学
-3.科学技術館見学
-4.三菱みなとみらい技術館見学
-5.品川女子学院見学・交流会
-6.池袋防災館見学 ほか
「さくらサイエンスプラン」は、40歳以下の日本は初めて、という条件で選抜されてきます。
今回も選りすぐられた高校生の参加で、中国の大型連休国慶節の休暇を利用して来日した研修生たちは
非常に関心・意識が高く短期間ながら、十分成果を得て帰国されました。
日本の科学技術だけではなく、日本文化や同世代の日本の学生との触れ合いを通じて、
様々なことに気づき、学ぶことの多い有意義な1週間だったことでしょう。
このプログラムで体験されたことを自国に持ち帰り、これからのアジアの科学技術の発展に貢献していただきたいと
思います。